しごとAX税理士AX(サービス紹介)→

会計事務所の人手不足対策|採用に頼らず業務を回す方法

公開日:2026年8月7日 | しごとAX株式会社

「求人を出しても応募が来ない」「若手が定着しない」——会計事務所・税理士事務所の人手不足は、採用市場の構造もあって採用だけでは解決しにくくなっていると言われます。この記事では、いまの人数のまま業務が回る体制を作るという逆側からのアプローチを、優先順位つきで解説します。

人手不足で書類の処理に追われる会計事務所のイメージ

会計事務所の人手不足が起きる構造

会計事務所の人手不足には、業界特有の構造があります。

つまり「人が足りない」の実態は、定型業務が多すぎて人の時間が食われていることである場合が少なくありません。

対策の基本方針:仕事を減らしてから、人を増やす

採用・外注・値上げ(顧問先の絞り込み)はどれも有効な選択肢ですが、先にやるべきはいまの業務量そのものを減らすことです。定型業務をAIや仕組みに引き継げば、採用の必要人数自体が減り、採用できたときも新しい人を判断業務に充てられます。

💡 順番が大事:業務を減らす(自動化)→ 平準化する(繁忙期対策)→ それでも足りない分を採用・外注で補う。

具体策5つ(優先順位つき)

① 資料回収・督促をAIに引き継ぐ

未提出の顧問先の抽出、依頼・催促の連絡、回収状況の管理を自動化します。職員の時間が空くだけでなく、資料が早く集まることで後工程すべてが前倒しになり、繁忙期の山も低くなります。

② 記帳・仕訳入力をAIの下書き+確認体制にする

領収書・通帳の読み取りから仕訳候補の生成までをAIが行い、職員は確認に回ります。「入力できる人を採る」必要がなくなり、育成の負担も軽くなります。

③ 問い合わせの一次対応を自動化する

顧問先からの定型的な質問への回答をAIに任せ、税務判断が必要なものだけ担当者に引き継ぎます。作業の中断(コンテキストスイッチ)が減ることは、少人数の事務所ほど効きます。

④ 繁忙期の業務を平準化する

年末調整・確定申告は「資料が集まってから短期間で処理する」構造が負荷の原因です。資料依頼の自動化で回収を早め、AIの下書きで処理を前倒しすれば、残業の山をならせます。

⑤ 職員の時間を判断業務・顧問先対応にシフトする

空いた時間を月次面談の充実や提案(融資支援・経営助言など)に充てれば、事務所の付加価値と単価の向上につながります。単純作業が減ることは職員の定着率にもプラスに働きます。

モデルケース:職員3名の事務所の場合

顧問先70件・職員3名のモデルケースで、定型業務をAIに引き継いだ場合のイメージです(数値は目安であり、効果は事務所の状況により異なります)。

業務導入前導入後のイメージ
資料回収の督促電話・メールで都度対応自動催促に置き換え、対応はほぼゼロに
記帳・仕訳職員が手入力AI下書き+職員は確認のみ
定型の問い合わせ作業を中断して対応AIが一次回答、要判断のみ引き継ぎ
月次報告担当者が毎回作成下書き自動生成+コメント追記
AIに定型業務を任せて確認に集中する会計事務所スタッフのイメージ

浮いた時間の使い道は事務所の方針次第です。顧問先を増やす、面談を手厚くする、残業を減らす——いずれの場合も「人を増やさずに選択肢が増える」ことが本質的な効果です。

よくある質問

会計事務所の人手不足は採用で解決できますか?
採用は有力ですが、獲得競争と育成期間を考えると、並行して定型業務をAIや仕組みに引き継ぎ、いまの人数で回る業務量に減らしておくことが現実的です。
繁忙期の負荷はどう平準化しますか?
資料依頼と回収を自動化して早期に集め、AIの下書きで処理を前倒しします。「集まってから一気に処理する」構造を崩すことが平準化の中心です。
AIに業務を任せると職員の仕事はなくなりますか?
なくなりません。AIが引き受けるのは督促・入力・下書きなどの定型業務で、職員は確認・税務判断・顧問先への提案に時間を使えるようになります。
いまの人数のまま、回る事務所へ。

しごとAXの「税理士AX」は、資料回収・記帳仕訳・問い合わせ対応を事務所ごとにカスタマイズで自動化する業務改善サービスです。初期費用0円・1ヶ月お試しから。

税理士法人・会計事務所の業務改善(税理士AX)を見る →